太平天国
中国の歴史を勉強しようと思っています。ただ最初に手をつける題材として太平天国はちょっとふさわしくない気もします。でも「太平天国の乱では2千万人ものべらぼうな人が死んだ」という話を聞いていて*1、衝撃的だったので読んでみました。ただしこの本には死者数などは全然出ていません。2千万人といっても一週間とかで、それだけ死んだという話ではなくて、20年とかの間の出来事のようでした。
この本に関しては読みやすかったし面白かったです。太平天国の独特の厳しい制度や高い規律には感心しました。でも色々な面がありすぎていい話なのか、悪い話なのかも決められない感じでした。
- 作者: 小島晋治
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/07/16
- メディア: 文庫
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