面白いゲーム

私がブログを読むようになってから1つだけ我慢できないことがあります。それは『○○○の伝○』です。私はどうにもあのゲームがダメなのです。ところがネット上ではあのゲームを褒めている人をよく見かけます。そういうのを見るたびにえもいわれぬ気持ちがムクムクと巻き起こるのでした。そこでどこが嫌いかということを書いてみます。それと私はスーパーファミコンのしかやったことがありません。でもそれを特別に褒めている人もよく見かけます。
私は緑色の主人公を動かします。主人公は森を進みます。すると洞窟の入り口がありました。主人公は中へと入ります。襲ってくる豚男を葬り、奥へと進みます。そこで弓矢を見つけました。さらに迷宮を進むと溝がありました。ここを越えないと先へすすめません。そこで私の心に語りかけてくる声。「さっき手に入れた『アレ(原文ママ)』を使えば……。」心の声のおかげで溝を越える事ができました。私と主人公は迷宮をクリアし冒険をつづけます。主人公は荒野を進みます。するとピラミッドがありました。主人公は中へと入ります。襲ってくる毒芋虫を避けながら、奥へと進みます。そこで鎖鎌を見つけました。さらに迷宮を進むと大きな扉がありました。扉を開けると中には巨大なサソリがいます。サソリの甲羅は硬くて今までの剣ではまったく通用しません。そこで私の心に語りかけてくる声「さっき手に入れた『アレ』を使ったら……」。
本当にうるさいゲームです。心の声(=制作者)がうるさいのです。いちいちバカにしたように『アレ、アレ』って言われるのに腹が立ちました。いわゆる『やらされている感』を感じてしまいます。となりの村に荷物を届けてくれって言われたら、大よろこびでスライム倒しながら向かいます。でも人をバカにしたような心の声を聞いていると、○○さんの自信満々の笑顔にうんこを塗りたくりたくなるのでした。
私がゲームに求めているのは「邪心を封印するために必要だといわれる12個の宝石だけど、どんなに頑張っても全部は集められない」とか「初めて覚えた必殺技が2回攻撃だったんだけど、なぜか必ず1回目はミスしてしまう」とかそういう体験なのです。さっき手に入れたアレで草の中から宝石探したりとかしたくありません。