スロウボート

作者の人が書いている「アラビアの夜の種族」っていうのが読みたいのですが、ハードカバーでしか出ていないので読んでいません。それで別に文庫になった本があったので読んでみました。本屋で手に取ったときは薄くってびっくりして(勝手に300〜400ページぐらいと予想してた)、もったいなくなって、買うのやめようかと思いましたが、買って読みました。
話の内容も予想していたのと全然違ってました。SFっぽい話を期待していたけど、普通の今風の小説です。村上春樹の本と関係があるみたいなので、気づいてもよかったかもしれません。話の進むなかで、年も進んでいくのですが、自分が生きている年だったので面白かったです。

二〇〇二年のスロウ・ボート (文春文庫 (ふ25-1))

二〇〇二年のスロウ・ボート (文春文庫 (ふ25-1))