豊饒の海・暁の寺
今度はタイのお姫さまに生まれ変わりました。それで色々と期待してたんですけど、ほぼ完全に本多がメインになっていて、お姫様の見せ場はあまりありません。内容も最初の方はともかく中盤から仏教のことと、気色悪い、いやらしい話ばかりで嫌な感じでした。石榴の国辺りは面白いとも思えるのですが、その後の陰険というか、気持ち悪いやり取りとか出来事は受け入れづらいです(金持ちは気もち悪いという感じです)。仏教の部分は半分も理解できていません。最後の方も唐突な感じの終わり方でよく解りませんでした。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1977/11/01
- メディア: 文庫
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